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株式会社NTTデータ北陸

学都 「屋台食談 2020」

金沢は常に変化する街

私は2019年6月に金沢に赴任し、この街で暮らした中で感じたのは、文化レベルが高く、常に変化している街だということです。 土台がしっかりしているので、新しい変化が生じても街の大事な骨格には影響しません。 人間は何も変化しないものに対して、飽きてしまうという習性があります。 変化し続けるから、いつ訪れても魅力的に映るのでしょう。 金沢に来る前は2年間、広報部長を務めていましたが、金沢にはブランド力と発信力があると感じました。 魚を例に挙げれば、金沢という付加価値が加わることで、その魚を人々はより魅力的だと感じます。 また、兼六園や三茶屋街、伝統工芸など世界に通用するコンテンツには枚挙に暇がありません。 金沢は、自分たちの地域を客観視し、強みと弱みを把握しているからこそ、効果的な広報ができているのだと思います。

「放置」と「放任」は違う

学生の皆さんも会社に入社したら、後輩を指導する日が来るでしょう。 自分の得意なことだと、つい指導し過ぎてしまうものです。 一方、自分が分からないことはデリゲーション(delegation人に仕事を任せる)するしかありません。 仕事を任せる上で大事なのは、「放置」と「放任」は違うと認識することです。 全てを任せっきりにして「放置」してしまうと、部下が失敗して間違った道に進んでいても分かりません。 私は部下の自主性を尊重して「放任」し、いつでも軌道修正ができるよう、重要なポイントだけは進捗状況を報告してもらっています。 誰でも失敗することはあります。その時、自分のことを思って叱ってくれる上司は大事にしてください。 その言葉を大事にすれば、成長の階段を一歩上がることができます。

オンラインで情報格差が解消

新型コロナウイルス感染症で、オンラインが一気に普及したことで、プラスの面があることにも注目してほしいです。 コロナ禍によって、会社は在宅勤務をするようになりました。 オンライン上でコミュニケーションを取るようになると、今まで東京のスタッフ内でやり取りされていた情報が共有されるようになり、東京との距離のハンディや情報の格差がなくなったように感じます。 皆さんもコロナ禍で大学に通えなくなり、オンラインで授業を受ける日々が続いたと思います。 友達と会えない状況は苦しいものです。 人間はコミュニケーションを必要とする生き物です。 いつでもどこでもオンラインでつながることができる今こそ、人と人とのつながりを大切にしてください。



株式会社NTTデータ北陸 代表取締役社長 池田 佳子

株式会社NTTデータ北陸 代表取締役社長

池田 佳子
いけだ・よしこ

1991年、NTTに入社し、法務部に配属される。
1999年から1年間、イリノイ州立大学にて法学修士を取得。
帰国後、NTT東日本、NTT持株の法務部で手腕を振るった。
2008年、NTTデータに転籍し、M&A、ベンチャーへの投資の仕組みづくり、広報などを歴任。
2019年から現職。

企画/㈱アドマック
編集/㈱都市環境マネジメント研究所