変電所設備の異常診断実証試験の取り組み

株式会社NTTデータ北陸

　当社は、北陸電力送配電様、富山電気ビルデイング様との共同プロジェクトで、変電所設備異常の自動検出に必要となる技術の実証試験を実施しました。本プロジェクトは、電力インフラの安全性と信頼性のさらなる向上および業務効率化を目的とし、設備の異常を事前に検出し予防保全へとつなげることを目指しております。

実施概要

目　　　　　的

断路器および遮断器の異常診断手法を明確化し、予防保全へとつなげる。

対　象　設　備

断路器および遮断器

実　施　方　法

断路器および遮断器の駆動電流波形を測定

波形解析・異常診断

実証試験の背景

　電力供給の安定は、国民生活と経済活動にとって不可欠な要素です。しかし、設備の老朽化や予期せぬ故障により、電力供給に支障を来すリスクが常に存在します。これらのリスクを最小限に抑えるため、三社はそれぞれの技術と知見を結集し、共同でこの実証試験を実施する運びとなりました。

期待される効果

　メンテナンスの効率化　　変電所保全業務の遠隔化・自動化を図ります。
　電力供給の安定化　　　　設備の信頼性向上により、より安定した電力供給が期待されます。

今後の取り組み

　この実証試験を通じて得られる知見を基に、安全で安心な社会基盤の構築に向け、技術の進化と共に社会に貢献してまいります。

株式会社NTTデータ北陸
社会基盤事業部　営業統括部
電話：076-224-4646

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