Starlinkを活用した水力発電所の遠隔監視を実現

2026年01月26日

お知らせ

株式会社NTTデータ北陸

当社は、北陸電力株式会社の称名川第二発電所にて「発電所監視カメラシステム」のサービスを2025年12月17日に開始しました。

本システムは、2021年より北陸電力様の水力発電所に導入を進めており、今回の称名川第二発電所では、システム用ネットワークに初めてStarlink※による衛星通信を採用しました。これにより、既存のネットワークや携帯電話網が整備されていない山間部に立地する水力発電所でも、遠隔監視を実現しています。

【発電所監視カメラシステム導入の背景・目的】

多くの水力発電所は山間部に立地しています。そのため冬期は迅速な故障対応が天候により左右され、移動に多大な労力や山間部特有の危険(特に冬期におけるヘリコプター移動など)が伴います。また通信網が脆弱であり、遠隔での現地状況の確認に困難な場所がありました。そこで、Starlinkを用いて遠隔からの現地状況の確認およびAIを活用した異常の早期発見による発電所停止リスクの最小化を行うことで、従業員の安全確保と発電量の最大化の双方を実現することを目指しています。

Starlink_01.jpg
図1 称名川第二発電所 外観
Starlink_02.jpg
図2 Starlinkアンテナ(※検証時)

【システムの特徴】

遠隔監視  ネットワークカメラを用いて水力発電所内の遠隔監視を行うことが可能です。

マルチネットワーク対応  今回活用したStarlinkの他、様々なネットワークを用いた接続に対応することで、山間部に点在する水力発電所ならびに関連する設備の一元的な監視を実現します。

異常の早期発見 ネットワークカメラで撮影した画像をAIが解析することで、水力発電所内の異常を早期に発見することが可能です。

【今後について】

当社は北陸電力様のパートナーとして、今回の発電所監視カメラシステムをはじめ、多様なソリューションを通じて電力設備の点検・維持管理業務のさらなる高度化に貢献してまいります。

また、本件にとどまらず、先進技術の研究開発とサービス品質の向上を継続的に推進し、安全で安心な社会インフラの実現に向けて、当社ならではの技術力で新たな価値を提供してまいります。

※StarlinkはSpaceX社(Space Exploration Technologies Corp.)の登録商標です。

製品・サービスに関するお問い合わせ

株式会社NTTデータ北陸
社会基盤事業部 営業統括部
電話:076-224-4646

ニュースリリースについて

ニュースリリースに掲載されている内容は発表日現在の情報です。
その後、予告なしに変更される場合がございます。予めご了承ください。