「BIZXIM製番」は、多品種少量生産形態を行う受注生産型製造業あるいは、個別受注生産型製造業における一連の業務プロセスに高い適合性を備えた、業界特化型の統合基幹システムです。
コンセプト
「BIZXIM製番」は、多品種少量生産を行うにあたり、製番管理形態を採用されている受注生産型及び、個別受注生産型製造業を想定したコンセプトのもと、20年以上にわたり、ものづくり日本を担う製造業を支える基幹業務システムを構築してきたNTTデータ関西により開発されています。
製番別ストラクチャー型部品表(階層型BOM)を核とした予実管理
「BIZXIM製番」では、階層構造をもったストラクチャー型部品表(階層型BOM)を採用しており、システム上での予実管理は、完成した製品レベルでの収支と進捗の予実はもちろん、製品、製品を構成するユニット、ユニットを構成する部品、素材など、物というレベルにおいての進捗とコストに関する予実管理を行うことができます。
また、ものづくりを進めていくための工程といわれる部分での予定と実績は、工程を進めるなかで、「ある工程でどういう人が、どのような設備を利用するか」などの資源を構成する最小レベルからの予実情報から管理ができます。
受注生産型製造業のライフサイクル全体をサポート
通常の ERP パッケージの場合では、受注を業務始点としていたり、出荷後、売掛、買掛情報が経理システムへ連携して完了していますが、「BIZXIM製番」は、受注の前段階にあたる引合いが発生した時点を業務の起点としており、経理システムへの連携のみに留まらず、「製品出荷のアフターメンテナンス」、「定期点検」、「保守パーツ」、「製品に対してクレームが発生した」など、諸々の諸情報を元の製番情報と紐付けて管理することができます。
また、お客様が製品を使っていただく際に、追加や更改など様々なものが組み合わさった内容も、元の情報へ紐付けて管理することができるので、受注⇒追加更改といった製品ライフサイクルへ完全につなげることができます。

このような一貫した情報を一元的なデータベースで管理し社内で共有・活用をすることにより、既存のお客様に対しては、長期的な信頼関係の構築・強化を図り、新しい引合案件に対しては、これまで蓄積されたビジネスノウハウを活用し事業拡大のサポートを行います。
特長
個別受注生産に特化したシステム
「BIZXIM製番」は、営業の引合発生を管理起点として、見積、受注、出荷、売上、原価、アフターサポート、財務会計に至る個別受注生産管理(製番管理)を行う製造業に特化した製造・販売・財務の業務プロセス全般をカバーし、見える化と統合マネジメントを実現することで、 企業の変革を強力にサポートします。
完全WEB対応のリッチクライアント方式
「BIZXIM製番」は、リッチクライアント方式を採用しており、容易なシステム導入と運用業務の提供が可能です。また、WEB対応のため各拠点での端末環境を意識することなくWEB方式の集中管理を行うことができ、システム管理面のコストパフォーマンスに優れたシステム導入が可能です。
セルフカスタマイズによる優れた拡張性
「BIZXIM製番」は、ユーザーごとに画面レイアウトを自由にカスタマイズ可能とすることで、優れた操作性を提供します。また、豊富な機能とカスタマイズ、自社に合わせた項目名の変更、各画面に設けられた予備項目の活用によって、柔軟に自社要件に対応できます。さらに、帳票開発にも優れたツールを提供しており、導入後も自社での開発・運用改善が可能です。
※一部オプションが必要となります
多言語、多通貨対応によるグローバル展開を実現
「BIZXIM製番」は、多言語、多通貨対応したシステムであるため、海外事業展開を見据えたグローバルレベルでのシステム統合や海外の事業拠点への単独導入など、自社の成長フェーズに合った柔軟な導入をサポートします。
業務プロセスチェック機能によるIT統制対応
主要な業務プロセス(見積、受注、発注、生産計画、請求など)で起案・承認/否認を行うワークフローでのチェック機能を実装していおり、内部統制監査やコンプライアンスへの対応する仕組みを備えています。
BIZXIM製番に関する詳細情報
BIZXIM製番に関する詳細情報(外部サイトへ移動します)
※「BIZXIM製番」は、株式会社NTTデータ関西の登録商標です。

